2018年02月08日

相続人と遺族の違い1183

今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

養親と養子が養子縁組を結んだときにすでに養子に子がいたときに、一応養親から見て孫といえなくもないけどその養子の子は養子が養親より先に死亡した時に代襲相続出来るか?という問題です。

結論から言えば、この場合は「代襲できません」ということになります。

どういうことか?

養子縁組をした後の出生した子は、養親から見ても孫という法律上でも関係性を作ります。しかし縁組前に出生した子はそのような関係性を持てません。

少し違うかもしれませんが、婚姻した相手にすでに子がいたときに、その子との関係は姻族関係にしかすぎません。養子縁組をしない限り相続関係も言って一定条件を満たさなければ 相互扶助義務もありません。

養子縁組前の出生した子からすれば養親とは直接の契約関係にないので、直系血族として扱われないのです。ここが契約により作り出される血族関係のややこしいところにはなります。

次回に続きます。

ここまで読んでいただき有難うございました。

柏・藤原合同事務所(藤原司法書士事務所)

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Posted by 鹿児島の身近な法律家 藤原司法書士 at 16:37Comments(0)

2018年02月07日

相続人と遺族の違い1182

今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

2月に入り一発目のブログです。毎日嫌になるくらい寒い日が続いているので体調管理に気を付けています。

さて、通常親より先に子が無くなり、その子に子供(親から見れば孫)がいれば代襲して相続人となります。これが代襲相続です。

しかし、通常の血縁関係ではない養子縁組の場合そういかない事例が出てきます。

まず、養子縁組をした後に養子に子供が出来た場合です。

これを養親から見ればまさに孫が出来たようなものです。なので養子が先に死亡した時にその養子の子が代襲してもおかしくないように見えます。実際このケースでは代襲します。

では、養子縁組をした時点で養子に子がいた場合どうなるのか?

これは次回に続きます。

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2018年01月30日

相続人と遺族の違い1181

今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

養子縁組という身分行為の契約ですが、その効果として「養親」と「養子」の間には法定親子関係が成立します。即ち養親は直系尊属に当たり養子は直系卑属です。(それぞれの立場から見て)養子縁組は婚姻よりはるかにタブーも少なく、その意志も親子関係成立で構わないので、相続対策のためだけでも有効です。(つい最近その最高裁判断も出ました)

ではこんな場合はどうなるでしょうか?

養子は養親の第一位順位を持つ推定相続人です。

その養子が養親より先に亡くなってしまいました。しかしその養子には子がいます。通常の血族なら代襲相続で話は尽きます。しかし養子縁組の場合その結論だけに至りません。

どういうことか?

次回見ていきます。

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2018年01月29日

相続人と遺族の違い1180

今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

血族でも「直系」は、その存在が無ければまたは自分自身が存在しなければ存在できない関係を言い、自分よりも上(親曽祖父など)は尊属、自分よりも下(子孫など)は卑属と呼びます。

それ以外で、自分が存在してもいなくてもまたその存在が有っても無くても存在し得る血縁関係、即ちそれを傍系血族と呼び兄弟姉妹や叔父叔母いとこなどが当たります。

このように血族は原則生物学上の血の繋がりだけでその関係を気づきますが、例外も存在します。それは契約によって関係を気づきますが、その契約とは「養子縁組」です。この養子縁組は少しややこしいことをもたらしますがそれは次回にて。

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2018年01月10日

相続人と遺族の違い1178

今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

今日は大変寒いですね。でも明日から明後日にかけてがまだ寒くなるようです。私も年末風邪をひいてしまいましたので、体調管理に一層気を付ける必要があります。

さて日本の法律上、親族とは大きく3つの種類に分別されます。

「血族」

「配偶者」

「姻族」

です。

さらに「血族」と「姻族」には体系的に「直系」と「傍系」に分類できます。

次回からこれらを取り上げていきます。
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2018年01月09日

相続人と遺族の違い1177

新年おめでとうございます!今年も鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

平成に入り30年目の今年!当事務所も鹿児島の皆様に愛される事務所を目指してまいります。今年も宜しくお願いします。

前回まで親族間のタブーなどを取り上げてまいりました。ではそもそも法律では親族とはどのような範囲でどんな定義になっているか? を紹介していなかったので次回から取り上げてまいります。

不定期な更新ですが今年も宜しくお願いします。


ここまで読んでいただき有難うございました。

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2017年12月28日

相続人と遺族の違い1176

鹿児島で相続に関するお悩みをお持ちなら柏・藤原合同事務所お気軽にご相談くださいませ!

前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

直系姻族間の婚姻禁止とおそらく同じ趣旨で似たような規定があります。それは養子縁組の離縁後の婚姻禁止です。

(養親子等の間の婚姻の禁止)

第736条
養子若しくはその配偶者又は養子の直系卑属若しくはその配偶者と養親又はその直系尊属との間では、第729条の規定により親族関係が終了した後でも、婚姻をすることができない。

これは、いったん養子縁組を結んだ場合、離縁したとしても養親さらにその養親から見た直系尊属間との婚姻はできないという規定です。

直系姻族間の婚姻禁止とこの規定の合理的理屈は存在していません。学者の中にはこの規定に疑問を持つ方のいます。民法の家族法は戦後大改正を行いましたが、それは憲法の男女同権を受けての改正で、それと関係性がない部分については改正を受けていません。なので明治に作られた規定がそのまま残っている部分もあり、この規定たちもその残されたものです。明治の倫理はこれを禁止していますが、私もこの倫理はよく理解できません。

次回に続きます。

ここまで読んでいただき有難うございました。



藤原司法書士事務所(柏・藤原合同事務所)の今年の営業は今日までです。

今年もありがとうございました!

来年は1月4日からの営業を予定しております。

平成30年も宜しくお願いいたします!



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2017年12月27日

相続人と遺族の違い1175

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

「じんべえ」はその最後で主人公とヒロインである義理の娘がその関係を解消して一人の女性として出会うというラストで締めくくられます。

しかし、恋愛自体は別として、これが婚姻に発展することはできません。なぜなら民法は直系姻族間の婚姻を禁止しているからです。具体的にはこう規定されています。

(直系姻族間の婚姻の禁止)

第735条
直系姻族の間では、婚姻をすることができない。第728条又は第817条の9の規定により姻族関係が終了した後も、同様とする。

となっています。つまり、義理の父母又は義理の子とは何かしらの原因があって婚姻関係が終了したことによる相対としてその関係が終了しようとも婚姻はできないこととなっているのです。これはいくら姻族関係終了届を出そうが、生物学上問題は全くなくてもできないということになっています。

次回に続きます。


ここまで読んでいただき有難うございます。



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当事務所(藤原事務所)の年末年始の休業期間は12/29~1/3までを予定しております。

明日までは電話受付を行いますが、相談自体は来年以降になります。

今年も柏・藤原合同事務所をお引き立ていただき有難うございました。
  

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2017年12月21日

相続人と遺族の違い1174

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

もう一つの物語「じんべえ」を今回は紹介します。これもアオイホノオ風で言えばいつものような話です(笑)。

主人公は体格の大きい高梨陣平(通称じんべえ)は、死別した妻の子美久との二人暮らし。わざわざ「妻の子」としたのは妻の連れ子であるのでじんべえと美久の間には血の繋がりはない。という設定のラブコメです。ネタバレですが最後高校卒業前(?多分だったかと)美久はじんべえのもとから離れて実の父の暮らす決意をします。それはじんべえとの親子の関係を解消し一人の女性として向き合うためで将来に向かい・・・というあだちワールド全開の展開(あだち作品はなぜここで終わる?という作品非常に多いです)で終了しますが、要は主人公とヒロインが恋愛に発展するため親子関係を解消しました。という意味合いです。

しかし「みゆき」と違いこの結末は大きく変わることになります。これが「直系姻族間婚姻禁止」になりますが、あらすじだけで長くなったので次回に続きます。

ここまで読んでいただき有難うございます。



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2017年12月19日

相続人と遺族の違い1173

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

「直系姻族の婚姻禁止」をあだち充さんの漫画に例えると、ということで今回はネタバレも含みますので知りたくない方や漫画自体知らないという方には申し訳ありません。あとどちらの漫画もアオイホノオ風で言えば「いつものような話」ではあります。

「みゆき」の方は主人公である若松真人とガールフレンドの鹿島「みゆき」と妹で父と海外で暮らしていたけど高校入学をきっかけに一人日本に残っていた主人公と暮らすことになった若松「みゆき」との揺れ動くラブコメです。実は妹の「みゆき」は血の繋がりがなく実母も継母も死亡していて主人公はそれを知っていたけど妹のみゆきは覚えていないと思い込んでいたという設定であだちワールド全開の展開をしてきますが、最後は妹を好きであると自覚し、妹のみゆきも兄との血の繋がりがないことを知っていて、兄を好きであり最後は結ばれる展開となります。

ここで重要なのはこの兄妹は、法律上同一戸籍にありますが血の繋がりがないので姻族としては傍系に当たり、婚姻自体には全く支障がありません!ということです。

長くなってきたので続きます。

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2017年12月15日

相続人と遺族の違い1172

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

今年もあと半月を切りました。早いものです。少し早いですが、来年も宜しくお願いします。

さて、姻族は婚姻で発生する親族関係なのだから、そもそも直系姻族と婚姻自体あり得ないだろ!という突っ込みを持った方もおられたでしょう。

この直系姻族間の婚姻禁止とは、姻族関係がむしろ事実上及び法律上終了した後のことを指します。

つまり、一度直系の姻族関係を成立させてしまうと姻族で無くなったとしても婚姻が禁止されてしまうのです。

マンガに例えると(知らない方はすみません)あだち充さんの「みゆき」と「じんべぇ」の違いを挙げてみますが、それは次回にて。

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2017年12月07日

相続人と遺族の違い1171

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

「姻族」とは文字通り、「婚姻」によって親族になった関係をいいます。

この関係には直系と傍系に分けることができます。

直系は婚姻して配偶者(夫または妻)の両親、即ち舅や姑さらに祖父母が生存していればその者の含まれます。逆に配偶者に子(所謂連れ子など)も直系に当たります。

傍系とは配偶者の兄弟や、親が再婚してその相手方にも子供がいたときの義兄妹の関係になったときなどを指します。

そしてタブーは直系の時に発生します。それが直系姻族間の婚姻禁止ですが、次回詳しく見ていきます。

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2017年12月04日

相続人と遺族の違い1170

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

姻族間は元々関係性が薄いので、よっぽどのことがない限り扶助義務などは発生しないのが前回まででした。そのような関係なので互いが相続人となることはまずありません。(遺族年金に関しては受給権を持つ場合はあります。)

この関係性の薄い姻族間、しかしタブーも存在しています。

それは「直系姻族間の婚姻禁止」です。

どのようなものかは次回から。

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2017年12月01日

相続人と遺族の違い1169

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

今年もあと一か月を切ったとすれば、毎年思いますが本当に時間のたつのが早くなっていて年を取ったなと愚痴ってしまいますが。

揚げ足取りついでに、私はこの「死後離婚」という言葉に違和感を持っていて。「姻族関係終了届」を分かりやすく、ある意味インパクトを持たせようとするのは理解でいますが 離婚という言葉をはさむことで逆に誤解を与えている点も確実にあると思います。だから夫の相続や遺族年金に影響してしまうのではと心配する結果に繋がることになってしまいます。尚、以前にも紹介した通り姻族関係終了届は姻族との関係を終わらせるだけで、配偶者の相続や配偶者の死亡により支給される遺族年金には全く関係なく、さらに姻族間ではお互い相続関係にないので相続云々もそもそも問題ではありません。(元々姻族間は関係性そのものが薄いものなのです)

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2017年11月27日

相続人と遺族の違い1168

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今回もその続きです。

前回までを纏めてみると、①姻族間は嫁・姑舅であっても原則扶助義務は存在しない、但し例外として②同居しているとき(そもそも同居しているような関係なら親族でなくても扶助はするべきと考えますが)③特別な事情があり裁判所が認めたときの2つに限り扶助義務が発生する可能性ありといえ、必ずしも「姻族関係終了届」を出さないと扶助義務から逃れられないというのはミスリードだと言わざるを得ません。

次回に続きます。

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2017年11月24日

相続人と遺族の違い1167

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今回もその続きです。

前回は脱線してしまいましたが、「特別な事情」は扶養義務を負わせたい方が立証しなければなりません。さらに単に立証できても家庭裁判所の審判を経てその家裁が認めて初めて負わせることができることになりますので、かなりハードルは高いと言えます。息子の嫁だった人にましては折り合いが悪いという関係で負わせるにはかなり難しいと思われます。

ただ依然紹介した通り、「姻族関係終了届」は誰にも制約を受けず、但し町村役場に提出するだけのものなので気楽といえば気楽なものなので相手方と縁を切りたいのを形にするのであれば提出も手の一つかと。

次回に続きます。

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2017年11月21日

相続人と遺族の違い1166

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今回もその続きです。

少し脱線しますが、「特別な事情が」無いことの証明ということは不可能に近いものです。逆にあるとすればその証明は容易となります。これを立証責任という者ですが、最近の風潮として某国の首相に近い関係だから長らくできない状態だったとある学部開設できたのが怪しいと言ってその説明責任を求めるのは非常におかしいもので、魔女狩りに近いものといえます。もし本当に不祥事があれば証拠が出てくるはずで(有る証明の方が容易のため)、今の時点でも出てきていないのを無視して追求しますは時間の無駄としか思えません。とかなり脱線してしまいました。

次回に続きます。

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2017年11月16日

相続人と遺族の違い1165

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今回もその続きです。

もう一つ姻族間で扶助義務がある可能性といえば前々々回取り上げた「直系血族及び兄弟姉妹には相互に扶養をする義務」(民877①)の条文で、この条文は1項に当たりますがその第2項では「家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。」と定められており、この条文から義務が発生する可能性があります。但し簡単ではありません。まず読めばわかりますが「特別な事情」というのが必要になります。これは通常、扶助義務を負うものが不在とか扶助義務を負うもの居ても負わせてもいいという何らかの事情が必要となります。しかもその特別な事情を説明する義務を負うのはその義務を負わせようとするものです。つまり認められたとしたらその義務を負うものが特別な事情がないことを説明するものではありません。

次回に続きます。

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2017年11月13日

相続人と遺族の違い1164

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今回もその続きです。

親族の概念は大きく分けると3つのグループに属することになります。

一つ目は「血族」です。文字通り「血」が近いことで形成するグループですが、それだけとは限らず養子縁組により「血」以外でも法的概念で同じ血族となることもあります。

二つ目は「配偶者」です。このグループというか、概念は常に自分から見て一人でしかも日本の法律上異性に限られます。いわば自分から見てたった一人しかいない特別な関係といえます。

三つめは配偶者(自分自身の配偶者だけとは限らない)によってその配偶者の親族を自らの親族に加える「姻族」です。

これらの概念は後でもう少し詳しく取り上げますが、民法730条の規定の「親族」は上記区別を行っていませんので、同居している親族該当のものは相互扶助義務対象者であると言えます。が、取り上げている記事は義父母と折り合いが悪く同居も解消済みという前提なので、この条文から扶助義務発生ということはできません。

次回に続きます。

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2017年11月10日

相続人と遺族の違い1163

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前回は時事ネタを取り上げています。

今回もその続きです。

決して揚げ足取りをしたいわけではないのですが、前回の記事では夫の死後でも義父母の面倒を嫁が看なければいけないとのミスリードがあるので取り上げています。

前回取り上げた通り姻族間にて扶養義務は相互で存在は当たり前のようにはないというのが前回の内容です。しかし物事には例外も存在しています。姻族間でも扶養義務が生じる場合があるので今回はそれを取り上げていきます。

①同居の親族の扶助義務
「民730条(親族間の互助義務)

直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない。」

前回紹介した相互扶助義務と重なる部分もありますが、違いは同居している「親族」には相互扶助義務があるという点です。

この親族の概念は民法上定められていてかなり広い範囲に及ぶのでその概念は次回取り上げていきます。

ここまで読んでいただき有難うございます。


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